JR東日本は2014年11月27日、「走るカフェ」をコンセプトとした新しい列車「フルーティア」の運行をJR磐越西線 会津若松~郡山間でスタートすると発表した。
「フルーティア」 の名称はスイーツに使う「FRUIT(果物)」と「カフェ」をイメージさせる「TEA(お茶)」を組み合わせて命名。
フルーツ王国ならではの列車
りんご・梨・桃・ぶどうなど様々なフルーツに恵まれている福島県。「フルーティア」では、「福島県産フルーツなどを使用したケーキやタルトといった絶品のオリジナルスイーツ」とドリンク類をセットにして提供する予定となっている。
「フルーティア」外観
「フルーティア」は従来車両「719系」(2両)を改造、1両はカフェカウンター車両、もう1両は座席車両となり、定員は36名。
外観は、赤瓦や黒漆喰壁、また明治大正時代の西洋モダンが織りなす沿線の独特な街並みや、雄大な自然との調和を表現している。
「フルーティア」カフェカウンター車両
車両全長にわたる大きく伸びやかなカウンターが優雅な鉄道の旅を演出。
自由に利用できるカウンター席を設定することで、車内での多彩な過ごし方を提供する。
「フルーティア」座席車両
おひとりさまからグループまで、全ての座席から車窓を眺めながらスイーツや会話をゆったりと楽しめる座席やテーブルの配置とし、優雅な旅の時間を提供する。
いつから乗れるの?
この「フルーティア」は2015年4月下旬以降デビュー予定で、土休日を中心にJR磐越西線 郡山駅~会津若松駅間での運転を予定している。
※エクステリアデザイン及びインテリアデザインについては現在検討中のイメージであり、実際のものとは異なる場合があります。
画像提供:JR東日本仙台支社
・福島県にオリジナルスイーツとくつろぎの時間が楽しめる新しい列車がデビューします ~走るカフェ「フルーティア」~ - JR東日本仙台支社プレスリリース