JR五能線観光列車「リゾートしらかみ」2本目のハイブリッド車両導入へ

  • 公開 2015.05.14

JR東日本は2015年5月14日、秋田~青森間を日本海沿いに走る五能線の観光列車「リゾートしらかみ」にディーゼルハイブリッド車両4両1本を投入すると発表した。


外観イメージ(JR東日本プレスリリースより)


2本目のハイブリッド「リゾートしらかみ」


現在「リゾートしらかみ」は「青池」「橅(ブナ)」「くまげら」という3編成が存在しており、「青池」編成は既に同様のハイブリッド車両に置き換えられている。
今回は「橅(ブナ)」編成の置き換えとしてデビューする。


デザインは「KEN OKUYAMA DESIGN(代表:奥山清行氏)」が担当。
車内は沿線のシンボルである橅や杉などの木材を取り入れ、新たに設置するフードカウンターでは沿線の「食」も提供する。


この「リゾートしらかみ橅(ブナ)」新車両は2016年7月~9月に実施される「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」にあわせて営業運転を開始予定となっている。


「ディーゼルハイブリッド車両」って?


「ディーゼルハイブリッド車両」は、車両の状況に応じて、ディーゼルエンジン発電機と蓄電池という2種類の動力源を、単独あるいは組合せて走行に必要な動力を発生させるシステムの車両で、既にJR小海線の一部車両や先述の「リゾートしらかみ青池編成」などに導入されている。


リゾートしらかみ「橅(ブナ)」の車両新造について - JR東日本プレスリリース


記事内の情報は全て掲載時点のものです。

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