JR北海道は8月10日、留萌線 留萌~増毛間について、2016年度中の鉄道事業廃止を留萌市長・増毛町長に説明したと発表した。
留萌線 留萌~増毛間(16.7km)は大正10年に開業。石炭産業の衰退による沿線の過疎化と自動車の普及により鉄道の需要が大幅に減少。2014年度には1列車あたりの平均利用者数は3人にまで減少、年間約1億6000万円以上の赤字となっている。
また同線は地質的特徴により災害の多い路線であり、将来にわたって安全を確保するためには数十億円にのぼる防災工事費が必要だという。
・留萌線(留萌・増毛間)の鉄道事業廃止について - JR北海道ニュースリリース
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