東京都交通局はこのほど、都営浅草線で20年ぶりとなる新型車両「5500形」を導入すると発表した。
外観は浅草線沿線とゆかりのある歌舞伎の隈取りを現代風にアレンジ。車内は和紙や寄せ小紋のほか、江戸切子などの柄とともに、沿線由来のイラストを使用し、落ち着きのある和の雰囲気の中にも遊び心がある空間デザインとする。
新型車両では、全号車に車いすスペースまたはフリースペースを設置。乗降口脇のスペースを広くするほか、吊手や手すりの数の充実化や座席幅の拡大、仕切りの大型化を図る。
「5500形」は2017年度1編成(8両)、2018年度に7編成(56両)を導入予定、以降順次導入し全27編成を新型車両へ置き換えてゆく。詳細は同局ホームページ内リリースに掲載されている。
都営浅草線「5500形」の内装で使用する柄など
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