2021年7月12日、JR九州の観光列車「36ぷらす3」の『月曜日ルート』試乗列車に乗ってきました。その様子を写真を中心に記事で紹介します。
「36ぷらす3」って?
九州の全ての県を巡る列車で、ほぼ毎週木曜日に博多駅を出発し、月曜日までの5日間かけて走ります。各ルートの1日単位で乗ることができます。日中の時間に運行し、宿泊設備は備えません。
5つのルートのうち、今回は月曜日ルート(博多発長崎行き)に乗ります。
博多駅からスタート
「36ぷらす3」長崎行きが入線してきました。LEDはこんな感じです。
いよいよ乗り込みます。ツヤツヤの車体が眩しいです。
本日はこちらの1〜2名用個室に試乗します。
今回乗った1〜2名用個室は、車窓がより大きく見えるよう、障子の構成が2枚→4枚にリニューアルされました。
個室にもコンセントがバッチリついています。
個室では、個室ごとにクルーの方による車内の案内がありました。下の36ぷらす3シールは、途中立ち寄り駅などで乗客であることがわかるよう、マスクか服に貼ってくださいとのことです。
ガタンゴトン♪の走っている雰囲気をお届けします。
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食事用マスクケースもオリジナル!
おっ、お食事が来ました。
お重を開けてみます。
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個室の食事、お重を広げるとこんな感じです。
そうこうしているうちに、列車は佐賀に到着しました。
佐賀駅では、車内で頂いた冊子に、記念スタンプを押すことができます。
地元の幼稚園児たちもお見送りに来てくれました。
佐賀駅を発車。
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肥前浜駅で立ち寄り下車します。
とても味のある駅舎です。
36ぷらす3停車中、ガイドによる「肥前浜宿」散策があります。
レトロな街並みは圧巻です。
駅前で、地元の特産品の試飲/試食、販売があります。
同じく駅前では、無料で日本酒の利き酒クイズにも参加できます。
正解するとガラポンに参加でき、日本酒などが当たるかも!?
クルーが鐘を鳴らすと、36ぷらす3出発の合図です。
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36ぷらす3は肥前浜駅を出発しました。 pic.twitter.com/q8gRcFiXcw
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有明海が見えてきました。
軽く車内探検してみます。3〜4人個室はこんな感じです。
廊下ピカピカ。
ビュッフェでは、飲みものはもちろん、お土産品やうどん・オムライスなど食事も充実しています。
長崎・五島手延うどんを注文してみました。
4号車マルチカーです。普段はフリースペースですが、クルーによる沿線案内なども行われます。
座席車はこんな感じです。一部車両は床が畳敷きです。
まもなく終点の長崎に着きます。
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終点長崎駅に到着しました!
2種類の乗り方
「36ぷらす3」では、各コースに合わせた地域の『美味』を楽しめる食事付きの「ランチプラン・ディナープラン(旅行商品)」と、指定席として気軽に乗車できる「グリーン席プラン(きっぷ)」の2種類の乗り方があります。
全席指定で1号車~3号車(個室)はランチプラン・ディナープラン(旅行商品)のみ、 5号車~6号車(座席)はランチプラン・ディナープランおよびグリーン席プラン(きっぷ)での発売となります。
ランチプラン・ディナープランの食事は、コースによって異なり、また個室と座席でも食事内容が異なります。
曜日ごとのコース・ルートや予約方法など、詳細は同社特設サイトに掲載されています。
また、「36ぷらす3」の詳しい外観・車内の様子は、お披露目時のレポートをぜひ併せてご覧ください!