JR東日本は2月4日、東京~高尾・青梅間などを結ぶ中央線(中央快速線・青梅線)に、新たに2階建ての「普通列車グリーン車」2両を連結すると発表した。
グリーン車サービスは2020年度に開始することを目指し、本年度より基本設計に着手するという。
「普通列車グリーン車」って?
今回中央線(快速)に連結されるのは、特急列車などではない普通運賃の列車に連結されるグリーン車。
乗車券等に加え「普通列車グリーン券」を購入すれば乗ることができ、「Suica」などのICカードで購入することもできる。
設備が一般車両に比べ快適になっているほか、乗務員(グリーンアテンダント)による車内販売などもある(一部除く)。
関東では既に、東海道線や横須賀・総武快速線、常磐線、高崎線、宇都宮線など、中距離利用客も多い路線で導入されている。
中央線快速は「12両編成」に
中央線(快速)の多くが現在1編成(1本)あたり10両編成。
2両グリーン車が連結されることにより、1編成あたり「12両編成」となる。
編成が長くなることで、ホームを伸ばすなどの工事も必要になってくる。
JR東日本では、グリーン車導入区間の全44駅及び車両基地などにおいて、運行に必要な駅・線路・信号の改良工事などを予定しているという。
中央快速線等へのグリーン車サービスの導入について - JR東日本プレスリリース
普通列車グリーン車って何? - JR東日本 えきねっと
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