京急電鉄は12月22日、2015年度の新造車両のうち来年3月に登場する同社の主力車両「新1000形」のデザインを一部変更すると発表しました。
「新1000形」は2002年デビュー。現在340両が活躍し同社営業車両のおよそ4割を占める主力車両です。
フレキシブルな運用に対応
今回増備する「新1000形1800番台」はステンレス車体の4両編成で、普通から快特・都営浅草線直通列車まで京急線全線においてフレキシブルな運用に対応すべく、正面に貫通路を設置。
2編成を連結し8両編成とした際に互いに乗り移ることができるようになります。
デザインも、より”京急の赤い電車”なイメージに
また、最近まで増備されていた「新1000形」はステンレス車体のため”銀色に赤と白のライン”でしたが、「新1000形1800番台」では車体側面に幅広の赤と白色フィルムをデザインすることにより、従来からの「赤い電車」のイメージに。
基本仕様(車両長さ,扉数,座席など)、基本性能、バリアフリー設備のほか、LEDを使用した室内灯などは,従来の「新1000形」のものを引き続き採用します。
今回の製造車両数は4両編成2本計8両。車両番号は「1801~1804」と「1805~1808」。なお今後の貫通形車両の増備計画は未定です。
画像提供:京急電鉄
・車両デザインを変更した新1000形(貫通形・1800番台)を導入します - 京急電鉄ニュースリリース
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