JR東海、「N700S」先頭車両・客室モックアップを公開

  • 公開 2017.10.01

JR東海は2017年10月1日、N700系以来の”フルモデルチェンジ車”となる「N700S」新幹線(確認試験車)の先頭車両の車体および客室モックアップを公開した。



「N700S」はブレーキシステム、駆動システムなど技術開発成果による新技術の採用や、16両以外の短編成も組める床下機器の構成、普通車を含めた全席コンセント設置、より環境性能を向上した先頭形状などが特徴。



今回公開された先頭車両は外形が完成した段階で塗装はまだ行っていない。「N700S」確認試験車は2018年3月に完成予定、量産車は2020年度デビュー予定となっている。



N700Sグリーン車 車内(モックアップ)


窓側の壁は荷棚と一体化した大型の側面パネルに

足元はN700Aより15%広く

N700Aと比べてリクライニングの回転中心が変わり、座面と背もたれの角度を最適化

ひじ掛けのボタン・コンセント

天井はLED間接照明


N700S普通車車内(モックアップ)



車内テロップはフルカラー液晶で、画面サイズも50%アップ


停車駅に近づいた際には荷棚が明るくなり、乗客に荷棚にある荷物への注意を促す


N700Sでは普通車も中央・通路側含め全席コンセント付きに

背もたれと座面を連動して傾けるリクライニング機構を採用

リクライニングすると座面も少し下がる


写真左がN700Aの座席、右がN700Sの座席

N700Aのライト(模型)

N700Sのライト(模型)

製造中のN700S先頭車両

初代新幹線0系と最新のN700S


動画(53秒)



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