つり革が食べられると噂の「京都市電カフェ」に行ってみた

  • 公開 2016.04.13

2016年4月29日にグランドオープンする「京都鉄道博物館」。そこに隣接している「梅小路公園」の中につり革が食べられるカフェがあるのをご存知でしょうか。


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博物館のグランドオープンを前に、ひと足早く訪れてみました。



梅小路公園内の京都水族館隣にある「市電ひろば」に路面電車が4両佇んでいます。いずれも、昔京都を走っていた路面電車(京都市電)の車両です。



「営業中」と書かれている車両を発見。中に入ってみましょう。



車内に一歩足を踏み入れると、そこにはタイムスリップしたようにレトロな空間が広がっていました!



注文カウンター、その奥にキッチンがあります。飲み物や軽食などが販売されています。



…そして、これはもしかして噂の…!



“食べられる”つり革、その名も「カタカタつりわぱん」です。

つり革が食べられるとは、なんて夢のある電車なのでしょう。



片側はカウンター席になっています。ちなみに、このカウンターは外すともとのロングシートに戻せるようにしてあるとか。



市電オリジナルブレンドコーヒー(アイス)を注文。オプションでマグ付きにすると、可愛い市電のマグに入れてもらえて、マグは持ち帰ることが出来ます。



京都の牛乳を使用したソフトクリーム。電車の中でソフトクリームってなかなか味わえないですよね。京都の老舗のあられをトッピングした「なないろソフトクリーム」もありますよ。



さきほどのマグ、持ち帰り袋を頂きました。可愛いだけでなく、容量も入るので実用的です。



さいごに、夕暮れの“車窓”と現役当時の写真を眺めながら京都ビールで一杯。アルコールも飲めるんですね。


昔の路面電車をリメイクして誕生したカフェ。もとの車両の雰囲気、魅力を最大限に引き出しているのではないでしょうか。

また、もとの状態に戻せるカウンターや、毎日モップ掛けもしているとの事で、この車両をとても大切にしているのが印象的でした。



向かいのホームの市電ショップでは、市電オリジナルグッズや京銘菓・京漬物などのお土産を購入することが出来ます。

さらにその後ろの車両は、休憩スペースとして、自由に入ることが出来ます。



市電ショップ車内には鉄道グッズや子供向けのおもちゃなどがずらり。

つりわぱん、市電マグカップ、鉄道グッズ。どれをお土産にするか迷ってしまいますね。



また「市電ひろば」すぐ横の「すざくゆめ広場」には、明治時代の京都市電(チンチン電車)のレトロ車両(現在はリチウムイオン電池が動力源)が、土・日・祝、夏休み期間などに運行されています。


いよいよグランドオープンとなる「京都鉄道博物館」。遊びに来られた際には休憩がてら、この市電カフェや市電ショップにも寄ってみてはいかがでしょうか!


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