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かつて横浜を走っていた路面電車の保存施設「横浜市電保存館」へ行ってきました。港町ヨコハマの歴史を学びながら、”三丁目の夕日”のようなノスタルジックな世界に浸ることができました。
「横浜市電保存館」のココがすごい!
まず筆者が実際に行って感じた7つのポイントをご紹介。
①7両の迫力ある実車展示
実際に走っていた実車がズラリ。大きくて迫力があります。
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②車内に入ればノスタルジック気分
白熱灯に、ニス塗りの車内。一昔前の世界にタイムトリップできちゃいます。
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③休憩スペースはお弁当もOK
広い休憩エリアがあり、飲み物やアイス、ホットメニューも。お弁当持ち込みもOK。
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④ジオラマ・シミュレータなど遊べる施設も
無料の市電シミュレータや鉄道模型ジオラマショーもあって子ども連れでも楽しめます。
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⑤分かりすい展示コーナー
多彩な写真や資料で、横浜の発展と市電など交通の関係が分かりやすかったです。
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⑥臨場感ある当時の映像
シアターコーナーの貴重な横浜市電の映像はつい見入ってしまいます。
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⑦300円でのんびり過ごせる
おとな1人300円で入れて、展示車両に加え資料や映像をゆっくり見てゆくとあっという間に時間が過ぎてしまいます。オムツ替え・授乳室も完備。
それでは、実際に行ってみたレポートをお届けします。(下に続く)
「横浜市電保存館」に行ってみた
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最寄り駅のJR根岸線・根岸駅にやってきました。ホーム横には貨物用線路もあり、よくタンク車などが止まっています。
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駅からバスで約10分、市電保存館に到着しました。
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この施設、よく見ると市営住宅の1階そのもの!縦長の施設になっているのが特徴的です。
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館内に入ると早速市電の模型がお出迎え。入館料(大人300円・3歳~中学生100円)を払ってさっそく中へ進んでみましょう。
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フロアガイドを見ると、縦長なのがよくわかります。
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奥へ進んでみます。館内はとても綺麗で天井の照明もオシャレでした。
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反対サイドにまわってみましょう。
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おおっ!本物の市電がズラリ!
1両編成とはいえ、実物を目の前で見ると本当迫力があります。横一列に7両鎮座している様子は壮大です。
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展示車両の中でも特にノスタルジックな古い車両からご紹介。まずは「500型523号車」(1928年~)。
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自由に車内にも入ることができます。
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車内に入った瞬間…もう現実世界とは少し違った異空間にさまよった感が。
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車内に貼られている昔の路線図、運転台…すべてに味があります。時間の許す限りじっくり楽しみましょう。
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続いて「1000型1007号車」(1928年~)を見てみます。
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車外の広告がまたいいですね。
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この車両もまた、ノスタルジックな車内です。
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車内の広告もレトロ。
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注意書きも、レトロ。
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こちらは「1100型1104号車」(1936年~)。
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先ほどの1007号車と似ているようで、違うところもあるので時間があればぜひよく乗り比べてみてください。
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「20円」の運賃箱が時代を感じさせます。
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保存館の中の展示車両は、片方は車両の頭がそろっています。
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そして反対側から見ると、同じ市電でも形式によって車体の長さがみんな違っていることが一目瞭然で興味深かったです。
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「1311号」は特に外観の色が可愛かったです。それでもって展示車両の中で1番車体が長い車両でもあります。
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「1311号」の車内。広いです。車体中央にも扉がありました。
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「1600型1601号車」(1957年~)。ここからは車内外とも少し近代的になってきます。
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こちらは「1500型1510号車」(1951年~)です。
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今回案内して頂いた館長の石井英明さん。後述の「展示コーナー」リニューアル後は資料が充実し、市電を知っている年配の方など大人の方がより多く来てくれるようになったと感慨深げでした。
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館内の中央付近には休憩コーナーがあります。館長いわく、お弁当などの持ち込みもOKで、近くにコンビニエンスストアもあるので買ってここで食べることもできるとのこと(再入場可能)。
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休憩コーナーは飲み物のみならずホットメニューやアイスクリームの自販機もあります。
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休憩コーナーでは市電現役時代のムービーも流れていました。建物一番奥のシアターコーナーでもじっくり見ることができます。
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保存館の奥は広い展示スペースになっています。2017年1月にリニューアルされたばかりです。
横浜の交通やまちの発展と市電の歴史や役割がよくわかる展示の内容や方法になっています。
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写真が多く見ごたえがあるので、ついつい時間かけてゆっくり見入ってしまいました。
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鉄道模型のコレクション展示もあります。
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昭和40年代の横浜の街をCGで再現した市電のシミュレータで運転体験も楽しめます。
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迫力ある0ゲージ鉄道模型コーナー。決まった時間帯で運転ショーも行われます。
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横浜の街のジオラマを背景に、横浜エリアを走る色々な電車が駆け抜けます。
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保存館の一番奥にはシアターコーナーがあります。2分台から11分台の映像が11本あり、自分で好きなものを再生できます。全編みるもよし、見たい回だけ見るもよし。
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当時の貴重な映像は新鮮でつい見入ってしまいました。
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春休みなど、時期によってはスタンプラリーなどのイベントも行われています。
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出入り口のショーケースにはいろいろなグッズがズラリ。お土産も要チェックです。
おわりに
取材した日は春休み期間ということもあり家族連れが沢山来ていましたが、お子様から横浜市電の現役時代を知る大人の方まで幅広い年齢層が楽しめるよう工夫されている施設だなと感じました。
最寄りの根岸駅までは横浜駅から12分。首都圏からフラっと行ける場所なので、今日時間あるな…と思った時にでもぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか!
なお市電保存館は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12/29〜1/3)が休館日なのでご注意を(2017年4月記事執筆現在)。詳細は公式ホームページをご覧ください。