JR東日本は3月4日、新幹線初の”乗ることが目的となる列車”「とれいゆ」を山形新幹線に投入すると発表した。
車内には座席が畳のお座敷指定席や、車窓を眺めながら足湯につかれる車両、湯上りラウンジもあり、まさに”走る温泉”となっている。
従来のE3系新幹線車両を改造し、福島~新庄間沿線の「食・温泉・歴史・文化・自然」を表現。愛称の「とれいゆ」は列車の「トレイン」とフランス語の太陽「ソレイユ」をかけている。
旅ならではの仲間とのつどいや、新しい出会いなどをイメージした車両空間となっている。
デザイナーはE6系やフェラーリのデザインで有名な工業デザイナーの奥山清行氏。
運行区間は、山形新幹線「福島~新庄」間。
この区間は在来線併用区間のため、いわゆる新幹線スピード(時速200km以上)は出さない区間。
この”走る温泉新幹線”「とれいゆ」は、2014年7月以降運転開始予定となっている。