高輪ゲートウェイ駅ってどんな駅？山手線の品川新駅を解説
- 公開 2018.12.04
2018年12月4日、JR東日本より品川新駅（仮称）の駅名が「高輪ゲートウェイ」と発表されました。
高輪ゲートウェイ駅、一体どんな駅になる！？改めてご紹介します。
高輪ゲートウェイ駅 街区側外観イメージ図（2018/12/04 JR東日本ニュースリリースより）
高輪ゲートウェイ駅って？
品川駅から田町方面 約0.9km付近にできる、JR東日本の新しい駅です。
高輪ゲートウェイ駅の位置（2016/09/06 JR東日本ニュースリリースより）
何線が止まるの？
JR山手線と京浜東北線が止まります。
山手線の駅としては1971年に開業した「西日暮里駅」以来約半世紀ぶりの新駅で、開業すれば山手線30番目の駅となります。
高輪ゲートウェイ駅街区側外観イメージ図（2016/09/06 JR東日本ニュースリリースより）
どんな駅になるの？
折り紙をモチーフとした大屋根を設置。
駅舎東西面に大きなガラス面を設けると共に、コンコース階に約 1,000 ㎡の大きな吹き抜けを設けます。
高輪ゲートウェイ駅舎内観イメージ図（2016/09/06 JR東日本ニュースリリースより）
車両基地を見渡せるイベントスペースも設けられます。
高輪ゲートウェイ駅 駅舎内観イメージ図：車両基地を見渡すことができるイベントスペース（2016/09/06 JR東日本ニュースリリースより）
どうしてココに新駅ができるの？駅周辺は？
新駅が建設されるエリアはもともとJR東海道線などの車両基地でした。
ブルートレインの廃止や、2015年3月「上野東京ライン」の開業により、都心に収容する必要がある車両数が大幅に減少。
鳥瞰イメージ図（2016/09/06 JR東日本ニュースリリースより）
これに伴い基地の見直しを進め、創出される約13haの広大な用地で新たなまちづくりを進めており、その核として設置される駅が、この高輪ゲートウェイ駅となります。
2018年5月時点の品川新駅（仮称）工事写真 （2018/06/05 JR東日本ニュースリリースより）
現在はこのエリア一帯が工事中ですが、これからオフィスビルなどが立ち並び、新しい『街』が出現することでしょう。
高輪ゲートウェイ駅舎内イメージ図：大屋根を照らし柔らかな光に包まれたコンコース（2018/12/04 JR東日本ニュースリリースより）
駅名の『ゲートウェイ』の由来は？
これからできる『新しい街』は世界中から先進的な企業と人材が集う国際交流拠点の形成を目指しており、その中で駅が過去と未来・日本と世界・多くの人々をつなぐ『結節点』になるという意味を込め、高輪“ゲートウェイ”駅と名付けられました。
いつ開業するの？
高輪ゲートウェイ駅は2020年春に暫定開業、2024年頃の街びらき時に本開業を予定しています。
（※パースは現時点でのイメージであり、実際とは異なる場合があります）
リンク
JR東日本ニュースリリース「田町～品川駅間の新駅の駅名決定について」（2018/12/04）
JR東日本ニュースリリース「品川新駅（仮称）の駅名を募集します」（2018/06/05）
JR東日本ニュースリリース「品川開発プロジェクトにおける品川新駅（仮称）の概要について」（2016/09/06）
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