
熊本電鉄くまモン列車に乗ってみた
2019年4月1日に行った「1日で大正→昭和→平成」の元号3駅を鉄道で巡ってみた」のラスト、熊本県の「平成駅」到着後は熊本で一泊。その翌日(4月2日)熊本電鉄に乗ってきました。

熊本電鉄上熊本駅
熊本駅からJR鹿児島本線線で1駅約3分、上熊本駅へ。JRの駅の向かいに熊本電鉄の駅があります。

熊本電鉄の電車路線図(熊本電鉄ホームページより)
熊本電鉄は、上熊本駅~北熊本まで(3.4kkm)と、藤崎宮前~御代志(9.7km)の2路線があります。

今回は上熊本駅~北熊本を往復。上熊本駅に止まっていたのは元銀座線01系の車両「01形」(01-135 - 01-635編成)。

現在の東京メトロ銀座線と同じカラーのラッピングに、熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」がいっぱい描かれています。

車内に入ると…こちらにもくまモンがいっぱい!ドアまで大胆にラッピングされ、車内全体が華やかでした。


銀座線時代には、ドア上に現在位置が点灯する路線図が設置されていましたが、現在は熊本電鉄の路線図が設置されています(点灯はしませんでした…)。
ノスタルジックな踏切音。鐘を鳴らす電鈴式です。 pic.twitter.com/oso3NPNXZ6
— 鉄道新聞®︎ (@tetsudoshimbun) 2019年4月2日
そして、乗っていると通過する踏切音が、よく聞くような電子音じゃないことにハッとします。熊本電鉄では本当に鐘を叩いて鳴らす「電鈴式」の踏切が多く残っています。

上熊本駅から5駅9分、あっという間に終点北熊本駅に到着。とても味のある駅舎です。

構内にはもう1本の「01形」がいました。こちらは以前の銀座線のカラーのままです。
奥には動態保存の緑色の元東急(旧)5000系(通称青ガエル)や、昭和3年製の保存車「モハ71」の姿も。

そして、元東京メトロ日比谷線の姿も。現役時代近くを走っていながら顔を合わせることの無かった『日比谷線と銀座線』が熊本で出会う。どんな会話をしていることでしょうか。
ちなみに元日比谷線の車両もこの数日後にデビューしたようです。

北熊本駅は、もう一つの路線、藤崎宮前~御代志の路線との乗換駅。元都営地下鉄三田線の車両も見ることができました。


ここでは『第二の人生』を歩む、色々な元・首都圏の車両を見たり乗ったりすることができます。まだ乗ったことの無い方、機会があればぜひ乗りに行ってみては!

【14時間/1,900km】1日で大正→昭和→平成の元号3駅を鉄道で巡ってみた(2019/04/02記事)