京急電鉄、本社が横浜に移転「京急グループ本社」内覧会レポート

  • 公開 2019.09.02

2019年9月2日、京急電鉄の新本社ビル「京急グループ本社」竣工記念式典・内覧会が行われました。その様子を写真を中心にレポートします。



「京急グループ本社」って?


横浜・みなとみらい地区で建設を進めていた新本社ビル。2019年9月2日に竣工となりました。

京急電鉄(これまでの本社:東京都港区)をはじめとする京急グループ11社・約1,200名が順次移転します。グループ企業11社の集約により、業務効率の向上を図り、グループ内のさらなる連携を強化します。



横浜・みなとみらいエリアに完成した「京急グループ本社」にやってきました。



建物の隣には、可愛い京急のベンチ風オブジェ。みんな行先や車両形式が異なっている所に、こだわりを感じます。



ビルの壁の一部に、ちょっと京急の車両っぽい配色も。



こんなメッセージ文も。



1階の道路側から、何やら本物の電車が見え隠れしています。



2階の歩行者デッキから、中へ入ります。


京急グループ本社竣工記念式典



まず2階エントランスで竣工記念式典が行われました。京浜急行電鉄 取締役社長 原田一之氏より、本日(9月2日)竣工、無事引渡しを受けた旨など報告がありました。



式典には入居グループ企業11社の全社長が出席。テープカットも行われました。



京急電鉄マスコットキャラクター「けいきゅん」や、京浜急行バスマスコットキャラクター「けいまるくん」も登場。


京急グループ本社内覧会


2階 エントランス




エントランス天井には“木”、壁には“土”を採用し、直接的にぬくもりを感じられる仕上げになっています。



天井の木のパネル横幅は京急の線路幅と同じ1,435mmというこだわりよう。



待合用の椅子は京急800形電車(廃車)ロングシートを再生したもの。



セキュリティエリア(オフィス)への入り口。社員証PASMOをかざすと、その階へ一番早く着くエレベーター(A~E)が液晶に表示されます。



8階 執務室



執務室内は壁・窓側以外に柱が無く開放的でした。



各階の共有エリアには、社員が自由に仕事場所を選べるよう、ミーティングテーブルや個人ブースを備えた「インタラクティブエリア」が設けられています。



パントリーの様子。冷蔵庫や自販機、ウオーターサーバーを備え、社員が立話できる空間を併設。



5フロアにわたる京急電鉄内は、執務室内で自由に移動できる内部階段を設置。



窓からはベイブリッジが見えました。


17階 コミュニケーションエリア



グループ全社員が利用可能なカフェテリア「Terminal」。写真のAゾーンは大人数用のテーブル、海の見えるカウンター席が配置されます。プレゼンテーションやイベントにも使用できます。



Bゾーンはゆったり過ごせる少人数ソファ席が配置されています。



特別な会合や打ち合わせ向けのスペース、その名も「憩休庵(けいきゅうあん)」。和風の落ち着いた空間です。



天空デッキ「スカイテラス」。


1階「京急ミュージアム(仮称)」(2階からのぞむ)



2階エントランスからは、1階の京急ミュージアムを吹き抜けを通じて上から見ることができます。



ピカピカに修繕された京急デハ230形(デハ236)の姿もチラっと。



行先は「横浜 みなとみらい」。



新本社ビル「京急グループ本社」へは2019年9月17日から順次移転、10月28日に入居予定の全グループ企業の移転が完了する予定です。1階「京急ミュージアム」は2019年度内オープン予定となっています。






記事内の情報は全て掲載時点のものです。

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