岩手県の三陸鉄道とネスレ日本は、三陸鉄道全区間で”切符”として使用できる「キットカット ミニ 切符カット」を6月16日(月)より発売する。
世界初のキットカット
この「切符カット」は、東日本大震災で大きな被害を受けた三陸鉄道の全線運行再開を記念し、最後の復旧区間であった北リアス線の島越-田野畑間の乗車運賃に相当する「190円」分の無料乗車券になるもので、三陸鉄道全線で使用することができる。
80年近くに及ぶ「キットカット」史上、”切符として使えるキットカット”は世界初だという。
108円で190円分の切符
希望小売価格は108円(税込)。
切符として使用できる期間は2014年6月16日(月)~2015年5月31日(日)まで。
一回の乗車につき複数のパッケージ(外箱)利用が可能。
「切符カット」は全国の鉄道系コンビニエンスストア、東北地域のスーパー・コンビニエンスストア、東京タワー3F(期間限定「キット、ずっとミュージアムカフェ」物販コーナー内)にて発売する。
三陸鉄道と沿線地域を応援してきたキットカット
三陸鉄道や「キットカット」を販売するネスレ日本が中心となって2012年3月に立ち上げた「キット、ずっとプロジェクト」では、三陸鉄道復旧の応援を通して、沿線地域の復興を支援することを目指し、寄付活動や、さくらのラッピング列車「キット、ずっと号」企画運行など、継続的に支援活動を行っている。
今回の「切符カット」も取り組みの一つとして実現した。
期間限定ミュージアムカフェも
今回の「切符カット」の発売、そして三陸鉄道の公式写真集が2014年5月20日に発売されたことを記念し、期間限定ミュージアムカフェ「キット、ずっとミュージアムカフェ」が東京タワー3階にオープンする。
公式写真集を撮影した鉄道写真家の中井精也氏による三陸鉄道の30年と復活の軌跡を振り返る写真展示や、「切符カット」の先行販売、カフェスペースでは「焼きキットカット」などの提供が行われるほか、期間中の週末は中井精也氏などによるトークショーも行われる。
オープン期間は2014年6月4日~6月22日の11:00~19:00。
動画
「切符カット」の商品情報やミュージアムカフェ情報など詳細はネスレ日本公式ページで公開している。
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