2022年4月3日、伊豆急行が新たに導入した3000系（元JR209系）「アロハ電車」撮影会が行われました。その様子を写真を中心にレポートします。
伊豆急3000系アロハ電車って？
伊豆急線に新たに導入する車両。もとはJR京浜東北線209系としてデビューし、その後房総エリアで活躍していた車両です。観光路線を走るにあたり、少しでも非日常を味わってもらうデザインにすべく、車内外にラッピングなどの装飾が施されます。
新しい試みの撮影会
今回の撮影会は、伊豆急行と、PR大使 伊豆急オモシロ駅長（鉄道カメラマン駅長 久保田敦氏・鉄道新聞駅長 福岡誠）の合同プロデュースという形で開催されました。
ギリギリまで現場調整
ということで、筆者も企画提案から準備、当日オペレーションまで関わらせて頂きました。午前と午後で趣向を変え、それぞれこだわりの演出をしました。
午前：正統派＆車内見学
午前は、4両1編成をしっかり、綺麗に撮れるように『正統派演出』を行いました。
午前は「Y1編成」が被写体に。行先は、デビュー後実際に表示されそうなものを中心に掲出しました。
「Y2編成」では車内見学もでき、別途有料で普段なかなか入れない運転台見学も実施しました。
既報の通り、鉄道新聞社が側面窓上ポスター装飾を担当させて頂きました。
お昼：トークショー
伊豆高原駅構内でトークショーも開催、伊豆急行のアロハ電車担当者によるウラ話を聞くことができました。
また、限定掛け紙のお弁当（お持ち帰り用）の販売や、新作を含めたグッズ販売も
午後：2本並び＆ヘッドマーク
午後の部はヘッドマークを掲出した貴重な姿の3000系2編成並びをお披露目しました。
この車両、行先収録パターンはそんなに多くないのですが、その中でも「快速 伊東」や「快速 河津」などデビュー後も中々見られなさそうな行先表示をできる限り出して頂きました。
オモシロ駅長PRコーナー
会場内には車内に入れる8000系3両編成を留置、伊豆急オモシロ駅長PRコーナーとし、各駅長ごとの展示や配布、また新作のでんしゃカード「アロハ電車」の配布が行われました。
鉄道新聞駅長コーナーでは電車フリーペーパー「鉄道新聞オフライン」も配布
いつから乗れるの？
伊豆急行3000系アロハ電車は、2022年4月30日デビュー予定です。
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