【お披露目レポ】相鉄本線さがみ野駅「字幕透明ディスプレイ」

相鉄さがみ野駅の改札窓口にて、音声を自動認識しリアルタイムに字幕表示する「字幕透明ディスプレイ」の実証実験をスタート！その模様がお披露目されました。

おぉ、向こうが透けて見える透明パネルに、何やら文字が表示されています！

さっそくデモンストレーションして頂きました。

乗客が質問すると、質問内容が文字で表示されます。周囲の雑音などで正確に認識されないことがあるため、質問内容がお互いに目で確認できるようになっています。

駅員さんの答えも文字で表示されます。文字情報だけではなくジェスチャーや表情が見やすいようにパネルは透明なんですって！

なんとこちらのディスプレイ、日本語だけではなく英語、中国語、韓国語など外国語の同時翻訳も可能なのだそうです！

タッチパネルではないそうなので、指差しでコミュニケーションします。

今度は英語で質問された場合です。

すごい！日本語で答えた内容が英語で表示されています。これ、同時翻訳マシーンとしてもすごいです。

裏はこのようになっていて、駅員さんが液晶パネルを操作しています。

こちらからも構内の様子が透けて見えます。

ピクシーダストテクノロジーズ社の畝忠孝（うねただたか）氏によると、字幕透明ディスプレイは耳の不自由な方や高齢の方に向けて開発したものだそうです。

新型コロナウイルス感染対策でマスク着用や間仕切りをしたことにより、窓口で声が聞き取りにくくなっていることへの改善策として導入を検討しているとのこと。

さがみ野駅は近くに厚木基地があり、外国語を話す方の利用も多いことから実証実験の場所になったそうです。

こちらのディスプレイ2022年7月28日（木）～9月23日（金）まで実験中です。

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