6種類のシートバリエーション

【お披露目レポ】東武新型特急「スペーシア X」N100系

  • 公開 2023.04.16
  • Posted by 梛野 桃子

東武鉄道の新型特急車両、N100系「スペーシア X(エックス)」がお披露目されました!


お披露目された、東武新型特急N100系「スペーシアX」

お披露目された、東武新型特急N100系「スペーシアX」






動画



「スペーシアX」って?



浅草~日光・鬼怒川方面をつなぐ東武鉄道の特急車両「100系」(愛称:スペーシア)の後継モデルとなる新型車両全6種類ものシート種類が用意され、フラッグシップ特急としてデビューします。




「スペーシアX」外観



カラーリングは、日光東照宮「陽明門」に塗られた「胡粉(ごふん)」をイメージした白で、単なる白色ではなく、日の当たり方によって、色合いが変わります。また窓枠は「鹿沼組子」や江戸の「竹編み細工」といった沿線の伝統工芸品をイメージさせるものとしています。












「スペーシアX」車内


「スペーシア X」は6両編成で、各号車にさまざまな設備があります。


「スペーシア X」座席表・シートマップ


6号車から1号車に向けて順にご紹介します!




6号車


6号車シートマップ・座席表

6号車:コックピットスイート・コンパートメント

コックピットスイート



スペーシアXの中で最も豪華なシート「コックピットスイート」を6号車の乗務員室側に設置。広々とした7人用個室はまさに『走るスイートルーム』。前面や側面の車窓を存分に楽しめます。




乗務員室(コックピット)





コンパートメント



6号車の「コックピットスイート」以外のエリアには、4人用の個室が4室あります。『コ』の字に並べたソファー・レイアウトが変えられるテーブルを設置。




6号車の廊下


1・6号車天井には液晶サイネージ(天窓表示機)を設置。


日光・鬼怒川の自然を連想させる映像を、季節・時間ごとに変えて流します。



5号車


5号車:ボックスシート・スタンダードシート


ボックスシート



5号車の一部はボックスシート。向かい合うゆったりとした2シートによる半個室で、周りを気にすることなく楽しむことができます。




顔が触れる部分は取り外して交換できるようになっています。



5号車(スタンダードシートエリア)にはバリアフリースペースも設置。



バリアフリートイレ


東武鉄道初となる、多目的室(体調のすぐれない方・授乳など向け)




5~3号車


4号車:スタンダードシート


3号車:スタンダードシート


スタンダードシート



5号車のボックスシート以外のエリアと、4・3号車はスタンダードシートが並びます。シートピッチ(間隔)は従来の特急スペーシアと同じく、ゆとりある110cmです。





2号車


2号車:プレミアムシート


プレミアムシート



2号車は、東武鉄道初『電動リクライニング』・『バックシェル構造』を採用した、2+1列配置のプレミアムシート。シートピッチも120cmで、足元が従来のスペーシアよりさらに広々しています。






1号車


1号車:コックピットラウンジ・カフェカウンター


コックピットラウンジ



落ち着いた空間に、4人・2人・1人掛けのソファーが並ぶ、まるでホテルのカフェラウンジのようなシートです。すぐ後方にはカフェカウンターもあります。


4人掛け座席


2人掛け座席


先頭側には、1人掛け座席が2組。


1人掛け座席





カフェカウンター



1号車の2号車側には、クラフトビール「Nikko Brewing」や、クラフトコーヒー「日光珈琲」のほか、日光ならではのおつまみやスイーツなどを販売するカフェカウンターが設置されます。


1号車 車内全体の様子


大型荷物置き場(交通系ICカードでロック可能)








いつから乗れるの?



運行開始日:2023年7月15日(土)
浅草~東武日光・鬼怒川温泉駅間を毎日2往復運行し、木・金・土休日には4往復運行します。

料金など、詳細は「スペーシア X」特設ページをご確認ください!




リンク


東武鉄道「スペーシア X」特設ページ


資料


N100系スペーシアX 主要諸元表






記事内の情報は全て掲載時点のものです。

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