2024年9月20日、近鉄奈良線・京都線などでデビューする同社24年ぶりの新型車両、「8A系」がお披露目されました。
今回の新型一般車両は、ベビーカーや大型荷物などを持った乗客が気兼ねなく着席して過ごせるスペース「やさしば」を1両あたり2カ所設置しているのが大きな特徴です。
座席は混雑状況に応じてロングシートとクロスシートを切り換えることができるL/Cシートを採用。そのほか夏や冬の車内保温のために、乗客が個別に扉を開閉できるスイッチを近鉄一般車両として初めて設置、また車内防犯カメラも設置されています。内装デザインはイチバンセン 川西康之氏が手掛けています。
消費電力は従来車両と比較して45%少なくなっています。
8A系は2024年10月7日から奈良線・京都線・橿原線・天理線で運行を開始、さらに2025年度には大阪線・名古屋線・南大阪線にも新型一般車両の投入を予定しています。