2025年5月27日深夜、東海道新幹線 東京〜新横浜駅間にて、実車を用いた異常時対応訓練が行われました。
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東海道新幹線では毎年、実際の新幹線車両を用いた実践的な大規模訓練を実施しています。今回は昨年の台風10号による運転見合わせ等を踏まえ、自然災害に伴う急遽の安全確認等により、やむを得ず運転見合わせが長時間にわたる場面を想定した訓練等を実施しました。

終電後の新横浜駅などで訓練は行われました
具体的には、自然災害により、やむを得ず長時間運転を見合わせた状況において、列車を折返しさせるため、通常とは反対方面のホームに到着させる場合の訓練を実施。さらに今回は反対方面のホームに向かうためのポイントに不具合が発生、通常の遠隔操作での転換ができなくなった状況を想定し、駅係員によるポイントでの作業や、その後の安全確認、運転士との連携を訓練しました。
また、本線上での対向列車への移乗訓練や、警察と連携した不審者対応訓練も行われました。

指令所から遠隔でポイントの状況が確認できず、駅側に機能を移行した上で状況を現地確認

駅側の操作でも動作しないことを確認、現地確認者が手動でポイントを切替え

「鎖錠金具」と呼ばれるものでポイントを固定

現地確認者が列車の通過するすべてのポイントの向きを確認

確認終了後、新横浜手前で見合わせていた下り列車が、通常とは反対の上りホームに入線


執行役員 新幹線鉄道事業本部 副本部長 運輸営業部長 有本 政弘氏によれば、訓練結果は満足いくものであり、この結果を今回訓練に参加していない各所に周知させていくとのこと

今回の訓練全体では運転士・車掌・駅係員・指令員・パーサー・警乗警備員等、約250名が参加した