【2016/04/22】実車レポート記事公開
・新潟県のリゾート列車「えちごトキめきリゾート雪月花」お目見え
新潟県上越エリアを走るえちごトキめき鉄道はこのほど、2016年春に導入する新型リゾート列車「えちごトキめきリゾート雪月花(せつげっか)」の詳細イメージ・運行日・料金案などを発表しました。
関連記事:えちごトキめき鉄道、新型リゾート列車は「雪月花(せつげっか)」デザインも発表(2015年7月記事)
「雪月花」ってどんな列車?
新潟県の上越妙高~糸魚川間を結ぶ新造のリゾート観光列車(ディーゼル2両編成)で、国内最大級の大型窓を採用し、ダイニングスペースや展望個室などを備えています。
新潟出身のミシュラン二つ星フレンチシェフ監修の食事が提供され、日本海や妙高山などの車窓と食事を楽しむことができます。
車体色は新潟の風景に映える銀朱色をベースに「雪」「月」「花」を外装のデザインに取り入れ、車内のインテリアは和モダンをコンセプトにしています。
「雪月花」1号車
1号車は乗務員室、フリースペース、客室(定員23名)、サニタリーが備わります。
フリースペースは展望ハイデッキ仕様です。
大きな窓、ゆったりした座席、大きなテーブルを配置。
1号車は座席が日本海・妙高山側を向くラウンジ形式の客室になっています。
「雪月花」2号車
2号車は厨房、カフェ・バー、客室(定員18名)、特別室(定員4名)、乗務員室の構成です。
食事や飲み物を提供するカフェ・バー。
2号車のメイン客室はボックスシート型の正統派レストラン仕様。
2号車の乗務員室後ろには、展望を専有できる展望ハイデッキ個室「特別室」(定員4名)が設置されます。
「雪月花」の料理
新潟出身のミシュラン二つ星フレンチシェフ、飯塚隆太氏が監修、地元の旬の食材にこだわった食事を提供。
こちらは午前発コース(「雪」コース)の料理例。
飯塚氏考案の「越後上越フルコース」が提供されます。
「雪月花」の料金(案)
検討中の料金案も発表されました(変更となることがあります)。
コースは列車名にちなんだ「雪・月・花」の3コース。「雪・月」は食事付き、「花」はウェルカムセット(ウェルカムドリンク・菓子)付きとなります。
またオリジナルグッズなどのお土産の提供を検討しています。
運行ダイヤ・停車駅(案)
上越妙高~糸魚川間を運行。両駅とも、北陸新幹線乗換駅のため、首都圏等からもアクセスが容易です。
桜の咲く春は午前便の名立駅停車を能生駅停車に変更を予定。また徐行区間を設けて、季節に応じて適宜車窓案内を実施します。
運行開始日・運行スケジュール
「えちごトキめきリゾート雪月花」の運行開始は2016年4月23日(土)の予定。土日祝日を中心に運行予定(カレンダー黄色が運行予定日)となっています。
募集開始は2月中旬を予定、申込みが多数見込まれる場合は抽選となります。
画像提供:えちごトキめき鉄道
【2016/04/22】実車レポート記事公開!新潟県のリゾート列車「えちごトキめきリゾート雪月花」お目見え
「雪月花」設計デザイン統括者開発秘話
鉄道新聞Facebookページでは、この列車の設計デザイン統括者様による開発秘話を一部ご紹介しています。
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