東北最後のブルートレイン「寝台特急あけぼの」 まもなく廃止か

  • 公開 2013.11.04
あけぼの 廃止1

「あけぼの」は機関車けん引の”客車列車”


上野から、日本海側を経由し秋田・青森まで走っている東北のブルートレイン「寝台特急あけぼの」号。

今年度いっぱい(2014年3月)をもって廃止と一部メディアが伝えた。


あけぼの 廃止2

始発駅・上野に停車中の「あけぼの」号。青い車体が眩しい


昭和45年に登場したこの「あけぼの」は上野~青森間776.2kmを、約13時間弱かけて運転。

特に、東北の日本海側沿線と首都圏を結ぶ貴重な足であった。


あけぼの 廃止3

「ゴロンとシート」は2段寝台だが、布団・枕が無い分、寝台料金なしの特急料金で乗れる。


車内は昔ながらの「2段式B寝台」や、寝台料金不要の「ゴロンとシート」、ゆとりあるA寝台一人用個室、リーズナブルなB寝台一人用個室など、バラエティに富んだ設備をもつ列車。

しかし車体の老朽化、乗客の減少などにより、いよいよ廃止になる見込みだ。

「あけぼの」が廃止されると、青い車体のいわゆる「ブルートレイン」は、上野~札幌を結ぶ「北斗星」のみとなるが、こちらも車体の老朽化により、そう長くはなさそうである。


記事内の情報は全て掲載時点のものです。

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