東武鉄道、静態保存SLの復元に着手へ 「SL大樹」2機体制に

  • 公開 2018.11.08

東武鉄道はこのほど、日本鉄道保存協会が静態保存していたC11形蒸気機関車について、大手私鉄初となる動態保存を目的とした復元に着手すると発表した。


東武鉄道「SL大樹」現行機の「C11 207」(撮影:福岡誠)


同社では2017年8月より東武鬼怒川線にてSL復活運転を実施しているが、復元にも挑戦し日常の保守のみならずSL全般の技術力を磨き上げてゆく。復元が完了した際には「C11 207」(現行機)と合わせて2機体制となり日光・鬼怒川エリアで年間を通してのSL安定運転が可能となるほか、他線区でのイベント運転等も検討可能となる。


復元予定日は2020年冬。詳細は同社ホームページ内リリースに掲載されている。


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