JR東海はこのほど、特急「ひだ」「南紀」に使用している85系気動車の取替を見据えたハイブリッド方式の次期特急車両(試験走行車)のデザイン等を発表した。
外観は「漆器の持つまろやかさや艶のある質感」をコンセプトとし、内装についてははグリーン車は「落ち着いた上質感」、普通車は「明るいワクワク感」をテーマし、全座席コンセントを設置する。また一体成型による新型台車枠・振動検知装置など安全性を高めるための技術を新たに導入する。
2019年末の試験走行車完成後、1年間を目途にハイブリッド技術の確立に向けた基本性能試験・長期耐久試験等を行い、量産車は2022年度を目標に投入する方向で検討を進めている。詳細は同社ホームページ内リリースに掲載されている。
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JR東海、ハイブリッド次期特急車両は「HC85系」シンボルマークも発表(2019/10/28記事)
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