JR北海道は6日、以前に相次いで発生した特急列車の出火について、原因を特定し8月より車両の使用を再開すると発表した。
函館~札幌間を結ぶ特急「北斗」などでディーゼルエンジンの出火が相次ぎ、2013年7月より同型エンジンを搭載する全ての車両の使用をとりやめ、一部特急列車について断続的に運休が続いていた。
今回発表された原因は、高速化を目的として大型化された「燃料制御装置」内の部品について、設計想定以上の負荷が掛かっていたことなどとしている。
原因が特定されたことにより、2014年8月1日から札幌~函館間の特急は5往復から9往復の定期列車運転に、札幌~稚内間の特急は2往復から3往復の定期列車運転に戻る。
原因の説明や2014年8月1日からの運転計画など詳細は、JR北海道のホームページで公開している。
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