キヤノンはデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D」の後継機「EOS 7D Mark II」を2014年11月上旬より発売する。
「EOS 7D Mark II」は、最高約10コマ/秒の高速連写と、EOSシリーズの中で最多の測距点数となるオールクロス65点AF(最大値)を備え、高速で複雑な動きをする被写体の決定的な瞬間を捉える動体撮影性能を備えたAPS-Cフラッグシップ機となっている。
鉄道撮影に活躍する「EOS 7D Mark II」
今回キヤノンは、この高速連写とAF性能に優れた同機が特に活躍すジャンルの一つとして「鉄道」を挙げている。
その他「野鳥」「飛行機」「スポーツ」など、動きの速い被写体を射止めるシーンで性能を発揮するジャンルに対してマーケティングも強化するという。
「鉄道」仕様の機種カタログも登場
マーケティング強化の一環として、「EOS 7D Mark II」は通常の総合カタログに加え、冊子内のサンプル写真が特定のジャンルの写真に置き換わったジャンル別特別仕様のカタログを7種類用意。
その1つに「鉄道」仕様のカタログもあり、同機で撮影したサンプル写真が新幹線を中心としたものになっている。
今回のキヤノン デジタルカメラ新製品発表会ではジャンル別カタログの写真撮影を担当した写真家も登場した。
今回の”鉄道”カタログ撮影も担当した鉄道写真家の長根広和氏によれば、測距点が中心だけでなく左右に広く増えたことから、中心にあるとは限らない列車の顔(正面)もどれかの点に、はまるようになった事、新幹線のように速い列車もとにかく食いつきがよく、1秒10コマどれもピントが合っている写真となる事などが、実機使用を通じて特に大きく感じた点だという。
取材協力・機種画像提供:キヤノン(キヤノン デジタルカメラ新製品発表会)
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