西武鉄道は29日、長年、通勤・通学・行楽の足として活躍した「3000系」車両の営業運転を今年12月に終了すると発表した。
アニメファン・野球ファンにも親しまれた車両
3000系車両は、1983年に登場して以来72両(9本)が製造された。
長らく黄色い車体として運転してきたが、2009年には「銀河鉄道999デザイン電車」、2010年には埼玉西武ライオンズのデザイン電車「L-train」(※2013年12月運行終了)として車体カラーを変更して、沿線のみならず、多くのアニメファン・野球ファンにも親しまれた車両。
「さよなら記念乗車券」も限定発売
引退を記念して「さよなら3000系記念乗車券」も発売される。3,000セット限定で、11月8日に開催の「西武トレインフェスティバル2014 in 横瀬」で先行発売、11月10日からは池袋駅・所沢駅でも販売。
また「西武トレインフェスティバル2014 in 横瀬」では、「銀河鉄道999デザイン電車」の展示を行うほか、池袋駅から横瀬駅まで同電車による臨時電車も運行する。
・「さよなら3000系記念乗車券」を3,000セット限定発売します! - 西武鉄道ニュースリリース(PDF)