富士急行は7日、同線における冬季の車内環境の改善を図るため、「押しボタン式ドア開閉」を普通列車全車両で試験導入すると発表した。
「押しボタン式ドア開閉」は、電車ドアを乗客のボタン操作により開閉するもので、各駅に停車時、乗客が乗り降りするドアのみの開閉となり、寒い季節の列車内の温度を保つことができる。
今回の試験では、11月20日~30日の間、普通列車全車両に「押しボタン式ドア開閉」を導入し、運行状況の確認と早朝及び夜間の気温の計測を行うという。また12月以降も試験期間の結果を活かし継続して実施する予定。
なお「富士登山電車」「フジサン特急」「トーマスランド号」およびJR直通高尾発着列車は実施の対象外となる。
・普通列車全車両に「押しボタン式ドア開閉」を試験導入 - 富士急行ニュースリリース