東武鉄道はこのほど、真岡鐵道で運行していたSL C11形325号機の入札に応札し、譲渡契約に関する手続きがまとまり譲受することが決定したと発表した。
同社では2017年より東武鬼怒川線にて蒸気機関車復活運転を実施ししているが、複数機体制を整えることで現在鬼怒川線で運行しているC11 207号機が検査などにより長期間運行できない場合でも、年間を通してSL運行が可能になるほか他線区でのイベント運転等の検討も可能になる。
C11 325号機は2020年12月に営業運転開始予定。また同機の導入に合わせ、JR東日本より譲受したディーゼル機関車(DE10 1109)と、JR北海道より譲受した14系客車1両(スハフ14 501)を運用開始する。詳細は同社ホームページ内リリースに掲載されている。