JR東海はこのほど、在来線新型車両「315系」について、車内デザイン・車内設備を決定したと発表した。
JR東海によると、取替え対象の主形式となる「211系」の座席はロングシートのため「315系」もロングシートとなる。座席幅は211系と比較し一人あたり1cm拡大。全編成に車椅子対応トイレを設置、車内防犯カメラを1両につき5箇所設置する。また冷房機能は211系比で約3割向上し、AIによる自動学習・制御最適化機能を国内で初めて導入する。
2021年度から2025年度にかけて352両を新製し、名古屋・静岡都市圏を中心に、中央本線、東海道本線、関西本線等に順次投入する計画となっている。詳細は同社ホームページ内リリースに掲載されている。
画像提供:JR東海