JR東海と新幹線メンテナンス東海はこのほど、サーモグラフィカメラを活用した「座席濡れ検知装置」を開発・導入すると発表した。
これまで東海道新幹線の座席の濡れの有無の確認は、整備スタッフが「濡れ検知機能付ホウキ」を使用、中腰での連続した作業となり整備スタッフの身体的負担になっていた。今回の導入により立ち姿勢で装置を座席方向に向けるだけで座席の濡れが検出され、装置の画面と音声により整備スタッフへ通知することが可能となる。
全面使用開始は2021年12月 。詳細は同社ホームページ内リリースに掲載されている。