東京都交通局は9月8日、「人にやさしい」を設計コンセプトに、日暮里・舎人ライナー及び都電荒川線に新型車両を導入すると発表した。
日暮里・舎人ライナー新型車両「330形」1編成(5両)
- デザインは、シンボルカラーのグリーンとマゼンタを大胆に両端部に配置し、側面には縦縞のストライプを用いた新世代車両の新しさを表現
- 座席を全てロングシートとし、車内空間を広くして、混雑緩和を実現。荷棚を新たに設置し、吊り手も増設
- 紫外線/熱線吸収ガラスを採用
- 乗り降りをスムーズにするため、両開きドアを採用
- 車内照明、前照灯及び尾灯をLED式とし、更なる省エネ化と長寿命化
- 交通局・東京都の事業PR・告知など案内情報の充実を図るため、車内に2画面の液晶画面モニタを導入
都電荒川線新型車両「8900形」2両(オレンジ)
- 直線を基調としたすっきりしたデザインとし、運転台脇の視界を広くすることにより安全性を向上
- 車内出入口付近の通路幅を拡大し、スムーズな車内移動を実現
- 縦手すりを車内各所へ設置
- 出入口付近の吊り手や降車押しボタンを増設
- 紫外線/熱線吸収ガラスを採用
- 都電荒川線のマスコットキャラクター「とあらん」をシート柄に採用
- 環境への配慮として、LED式車内照明、VVVF制御装置を採用
- 交通局・東京都の事業PR・告知など案内情報の充実を図るため、車内に2画面の液晶画面モニタを導入
- 今後、ブルー、ローズレッド、イエローの車両を2016年度までにそれぞれ2両導入予定
デビュー予定日は、日暮里・舎人ライナー新型車両「330形」が2015年10月10日(土)、都電荒川線新型車両「8900形」が2015年9月18日(金)となっている。
画像:東京都交通局提供
・日暮里・舎人ライナー及び都電荒川線に新型車両を導入します - 東京都交通局ニュースリリース
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