静岡県の大井川鐵道は6月9日、主力のSL列車に牽引される客車の陣容を増強するためにJR北海道より14系客車4両を導入すると発表した。
同社はSL列車運転を中心とした観光鉄道事業を行っているが、今回の導入はSL列車用客車の品質向上を図るとともに、現在保有する旧型客車にかかる負担を分散させ、末永いSL列車運行を行うことを目的としている。
今回導入する4両の客車は、2016年3月まで青森~札幌間を運行していた夜行急行列車「はまなす」の車両。そのうちの4両「スハフ14 502」「スハフ14 557」「オハ14 511」「オハ14 535」を導入する。なお、SL用客車の導入は1992年以来、24年ぶりのこととなる。
搬入は2016年6月に行われ、走行は1年後の2017年6月開始を目指す。
画像提供:大井川鐵道
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