JR東日本 東京駅に2015年12月21日、「ビューゴールドラウンジ」がオープンしました。中はどんな様子になっているのでしょうか…?体験記をブログスタイルでレポートします。
・東京駅に「ラウンジ」 グランクラス利用客やビューゴールドカード会員向け(2015/11/19記事)
東京駅「ビューゴールドラウンジ」とは?
東京駅八重洲中央口グランルーフ1階にオープンした、空港ラウンジならぬ”駅ラウンジ”。
当日東京駅発の特急・新幹線(東海道新幹線含む)グリーン車を利用する「ビューゴールドプラスカード」会員や、当日東京駅発の新幹線のファーストクラス「グランクラス」乗客等が利用できます。
乗車する新幹線・特急の発車時刻90分前から利用可能。ソフトドリンク、軽菓子、新聞・雑誌、無線LAN、クロークなどのサービスを受けることができます。
関連記事:東京駅に「ラウンジ」 グランクラス利用客やビューゴールドカード会員向け(2015年11月記事)
「ビューゴールドラウンジ」の場所/アクセス
ビューゴールドラウンジは、JR東京駅の改札外にあります。目立たない場所にありますので初めての方は少し分かりにくいかもしれません。
「八重洲中央口」にあるこの看板を改札側から見て右に進みます。
少しだけ進むと右側に東海道新幹線の「八重洲中央南口」が見えてきます。ここが目印。自由通路を挟んで向かいにラウンジの入り口があります。
写真右側が「ビューゴールドラウンジ」入口です。
このエントランスは、クルーズトレイン「四季島」のギャラリー(2016年1月オープン)と共通になっているようです。
「ビューゴールドラウンジ」の室内
では、いよいよ中に入ってみましょう。
受付で、ラウンジ利用条件にあてはまる切符やカードなどを提示します。大きな荷物や上着などはここで預かってもらえます。
正面に進むと「ビューゴールドラウンジ」の室内へのドアがあります。ラウンジスタッフがテーブルまで案内して下さいます。
ラウンジの中の様子です。駅の騒々しさとは対照的に落ち着いた空間が広がります。
席は全部で34席あります。内装は「和モダン」がテーマ。ゆったりとした音楽が流れ、リラックスできます。
席につくとおしぼりを頂き、続いてドリンクメニューを頂きました。飲み物はセルフサービスではなくオーダー制。10種類以上から好きな飲み物(無料)をオーダーすることができます。
オーダーしたアイスカフェオレと共に、水や洋菓子も頂きました。
おかわりも自由です。こまめに追加の飲み物を聞きに来て下さいました。
ハーブティーなどお茶類もおすすめです。宝石箱のような箱を持ってきてくださり、その中には試験管に入った6種類の茶葉が並び、好きなものを選べます。香りもチェックできます。
飲み物はホテルのルームサービスのようなワゴンで運ばれてきます。ちなみにスタッフは東京ステーションホテルの方々だそうです。
ビューゴールドラウンジ内探検
壁面には東京駅にまつわる貴重な写真なども展示されています。時間がある方はぜひじっくり眺めてみてください。
様々な雑誌などを読むことが出来ます。若者向けの雑誌というよりは少し落ち着いたセレクトになっています。
ちなみにラウンジの中には季節感を感じるインテリアも。クリスマスが近かったため、トナカイの置物やクリスマスツリーがありました。
JR東日本の車内誌などは持ち帰ることが出来ます。
新聞も各紙充実しています。
奥には、喫煙室や化粧室があります。トイレも清潔で綺麗でした。
壁面の組子細工は良く見ると東京駅の丸の内駅舎のドーム型天井がモチーフになっています。
ソファ・テーブルとも全て特注品だそうです。このテーブルの模様も良く見ると丸の内駅舎のドーム型天井の形になっています。
こちらの机は「線路」の断面を模した凝ったデザインになっています。またカーテンは、開発の進む八重洲の先進性をイメージしているとか。
1人席はコンセントやLANケーブル差込口があり、パソコン作業などもできます。ちなみに「JR-EAST FREE Wi-Fi」(無線LAN)も利用できます。
ラウンジ内には時計がありますが、飛行機のように出発案内放送や掲示はないので自分で頃合いをみて出発しましょう。できれば新幹線や特急の発車案内表示があればなお便利かなと感じました。
ちなみにビューゴールドラウンジから新幹線改札は近いですが、特急踊り子号・ひたち号などは少し歩きます。また、かいじ・しおさい・成田エクスプレス号はさらに遠いですので、時間に余裕をみて出発してください。
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撮影(全て):福岡誠
・ビューゴールドラウンジ - JR東日本
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