JR札幌駅から快速で約10分の新札幌駅。そこからバスで15分の所に「北海道開拓の村」があるのをご存知でしょうか。

映画やドラマなどでみる、馬が線路の上の車両を引っ張る「馬車鉄道」があると聞いてやってきました。
早速「北海道開拓の村」に入ってみる

エントランスです。北海道百年を記念して設置されたこの「北海道開拓の村」は開拓当時の情景を再現展示している野外博物館です。

敷地内には開拓当時の建物を移設展示したり、再現展示されています。

まるで明治・大正時代にタイムスリップしたかのよう!
馬車鉄道!

美しい並木道ですが、地面をよく見ると線路らしきものが…!?

おやおや、あれはもしかして…

馬車鉄道がやってきました!

迫力があってかっこいいです!そして力強さを感じます。

駅にピッタリ停車。

馬は切り離し作業を行い、そのまま回送されていく様子がなんともシュール。

小さな車体が1両ポツンと止まっています。これだけ見ると動くようには見えません。

小さいとは言っても大人10人以上は乗れそうな車体。本当に馬一頭で動くのでしょうか。

いよいよ乗車してみます。モダンな格好をした女性車掌さんに運賃を渡します。

客車は昭和56年製。開拓当時の客車を復元したものなのですね。

馬と連結作業ののち、御者(ぎょしゃ:馬を操る運転手)が乗り込み発車準備。

いよいよ出発。走り始めはどんな感じかなと思いましたが、とっても「ゆっくり」動き始めました。
乗客が結構乗っているにもかかわらず、意外にも軽々と進みます。

そして走り始めると思ったより速くてビックリ。これが本当の“1馬力”!?
車内から見ていると周りの人たちからの注目の的でした。馬のおしりがカワイイ!

5分ほどで終点に到着。また馬は切り離され“単機回送”してゆきました。

馬車鉄道の時刻表です。多い日は15往復以上運行することも。

折り返し乗客を待つ客車。

その間、馬は車庫に入庫(!?)。

く、草を食べている…!!

ちなみに「北海道開拓の村」には馬車鉄道以外にも森林鉄道機関庫もありました。


敷地は広々としていて、開拓の歴史を学べるほか、グルメも楽しめます。開拓の村名物『いももち』や『屯田兵定食』がオススメです。
撮影:小春
・北海道開拓の村 - 公式サイト

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