2013年10月に青森県の八戸駅~岩手県の久慈駅間で運行を開始した、レストラン列車「東北エモーション」。
今回のグルメ記事は、この列車で食べることのできるコースランチ(往路)とデザートブッフェ(復路)をレポートする。
ちなみに、「東北エモーション」ってどんな列車?という方は、ぜひ併せてこちらの記事もご覧頂きたい。
レストラン列車『東北エモーション』に乗ってみた【乗車記&感想ブログ】
ランチ(往路)
メニュー
席に座ると先ず運ばれてくるのがウェルカムドリンク・ノンアルコールのスパークリングアップルだ。それぞれ乾杯をし、ランチコースのスタートとなる。
メニューにはランチメニューの詳細とドリンク、器の説明が記載されており、東北エモーションならでは。器には東北ゆかりの伝統工芸品が使用され、目を楽しませてくれる。
飲み物は、ビール、ワイン赤・白、シードルと各種ソフトドリンク、温かい飲み物まで注文可能で飲み放題である。
料理
料理はすべて東北ゆかりの物を使用した優しい味つけとなっている。料理も噛みやすい物が多く、油の使用も最低限なのでお子様・お年寄りにも食べやすい。
前菜のアソートには、真鯛白子やカラスミ、ホタテや自然薯など高級で絶品な食材が並ぶ。
次に出てくる蟹のリゾットは葉に包まれおり、それを開けるのもドキドキさせてくれる。
メインの肉料理は白金豚を使用。温かい料理をフォークとナイフで車内でいただく贅沢な経験ができる。
デザートの前にコーヒー・紅茶の希望をスタッフが聞いてくれ、いよいよラスト、〆のデザート。玉手箱の様な立派な器に焼き菓子等が詰め込まれている。お土産に箱ごと持って帰りたいが、そこは我慢。
デザートブッフェ(復路)
メニュー
久慈駅を出発すると、先ずはじめにスタッフがドリンクの希望を尋ねてくれる。往路と違い、復路のメニューにはアルコールは含まれていないが、かわりにハーブティーが登場した。
ちなみに、メニュー表は紙だけならスタッフに一言伝えるといただけるのでお土産にもらってみては。
デザート
はじめに、三種類のデザートアソートプレートが運ばれてくる。
真ん中のホワイトチョコレートには東北エモーションのマークが!
お土産に是非売り出して欲しいものである。
しばらくするとスタッフがデザートブッフェの準備が整った事を連絡してくれるので、各々でもらいにいくかたちとなる。
景色に見とれてだいぶ遅れてもらいにいった筆者だが、まだ十分ケーキが置いてあったので無くなる心配はなさそうだ。
全部で7種類のケーキが好きなだけいただけるので、往復で乗る方は十分おなかを空かせてから乗るとよいと思う。
おまけ(※ネタバレ注意)
東北エモーションの個室を利用すると、ちょっとした”サプライズ”が用意されている。
ネタバレしてもいいよ!という方のみ、ご覧頂きたい。
最後にネタバレになるが、個室の場合隠し扉に東北エモーション限定“絵はがきとペン”が!ちなみにこれは往路ランチの場合“ロリポップ”となるらしい。
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