初心者でもリアルなジオラマが作れる!「KATOジオラマワークショップ」に潜入してみた

  • 公開 2014.08.11

鉄道模型には様々な楽しみ方がある。
好きな車両をコレクションしたり、思い入れのある車両を飾ったり、線路を敷いて走らせて楽しむこともできる。

加えて、ジオラマ(レイアウト)という楽しみ方もある。
鉄道模型と同じスケールで、線路の周りに街やビル、道路、山などを再現するもので、鉄道模型の世界がぐっと華やかになる。

自分の思い入れがある景色、好きな景色がそこにあれば、一層楽しくなることだろう。



しかし一言で「景色」といっても、その種類は様々。自分の好きな景色を既製品で再現できるとは限らず、自分で作る必要があるかもしれない。
「都会の街並み」「川の流れ」「山に入るトンネル」・・いったい、どのような材料を使い、どうやって作ればいいのか?

想像もつかない、あるいは想像はつくけれども、教わる機会も無い・・という方も多いだろう。



そんな方に朗報である。2014年現在、鉄道模型メーカーのKATOでは、ショールームにおいてKATOジオラマワークショップ定期的に開催している。

ここではNゲージ(縮尺1/150)の様々な景色のジオラマの作り方を、1から教えてくれる。作った作品はそのまま持ち帰ることができる

ワークショップはどのように行われているのか。潜入してみたところ、1人参加からグループ参加まで、そして小さなお子様から大人の方まで、様々な方が一生懸命ジオラマ製作に取り組んでいる姿が!

さっそく、写真を中心にレポートしたい。



今回のテーマは「川」。

まずは本物の川の”色”について、一緒に考えるところから始まった。



川のベースとなる下地の色を塗ってゆく



お子様から大人まで真剣に色を塗ってゆく



スタッフも多く、細かいポイントを丁寧に教えてくれる



実際の川の写真を見ながら、イメージを膨らませる。



続いて、川底の色をつける



どんどん夢中になってゆく!



こちらはファミリーで協力しながら製作



川の色の付け方に、最初はみな”悪戦苦闘”。

しかし”濃淡の塗り分け”など講師のアドバイスを受け、ぎこちなかった塗り方も滑らかになり、どんどん「川」らしくなってきた。



スプレー式の糊を吹きかけ、川辺の砂利を、ぱらぱらと撒く



さらに川と岸の境目を塗ってゆく



草も生やしてさらにリアルに!



最後に透明感の出るクリア塗料を塗ってゆく



おまけとして、川に小石を投げたときのような小さな波や、滝の水が落ちている時の水の動きの表現法も学べた



完成後、最後に参加者全員で発表会。
同じ「川」というテーマでも、十人十色の思い思いの川に!



今回参加していた、こちらの小学4年生・中学2年生ファミリーが作った「川」も、大人に全く引けを取らないほど、とってもリアルなものに仕上がっていた。


今後も開催!KATOジオラマワークショップ


KATOジオラマワークショップは、「初心者の人でも本格的な技術が身につく」をコンセプトに、「川」「地形」「岩」といった基本テクニックをテーマ別に分けたワークショップを行っている。

第一期は2014年7月~11月、毎月1回全8講座で、ジオラマの基本的な技術を習得することが出来る。もちろん、スキルアップしたいテーマだけに参加することも可能。

日時や詳細はホビーセンターカトー東京店に掲載している。

毎回先着順受付なので、ジオラマ制作に興味をお持ちの方、今回の記事を見て少しでも興味を持たれた方はお早めにチェックを!

取材協力:KATO

リンク:ホビーセンターカトー東京店


記事内の情報は全て掲載時点のものです。

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