2018年6月23日、東海道新幹線の新型車両「N700S」(確認試験車)が日中の東京駅に姿を現しました。
「N700S」って?
東海道・山陽新幹線に2020年度デビュー予定の次期車両。最新の技術開発成果を取り入れた、N700系以来の”フルモデルチェンジ車”です。
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2018年6月4日より「N700S」確認試験車の日中時間帯での走行試験が始まっていますが、このほど、東京駅まで入線を果たしました。
入線時は特にドクターイエローが来た時のような人だかりはありませんでしたが、隣のホームに東京行きの新幹線が到着すると先頭車やN700Sマークの付近に人が集まっていました。
JR東海によると、3月20日から試運転を開始し昨日までの試験走行距離は6600kmとなり、今日で34日目の試運転日だそうです。
東京駅には昨晩22時50分ころに初入線、今朝が日中の初入線となりました。この日はこの後東京~新大阪間を2往復試運転予定。
今後は短編成での試運転や、バッテリー試験も予定されています。また、山陽新幹線を使った試運転は「2018年中に行う予定」とのことです。
カーテンはすべて閉じられ、乗降ドアの窓からも中が見えないようにしてありました。入線時は行先表示が無表示でしたがしばらくして「試運転」に。これから新大阪に向けて試運転です。
初めて明るい時間の東京駅に姿を現したN700Sは10時23分、同駅を出発してゆきました。
動画(33秒)
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