米どころ、酒どころとして有名な新潟に、「お酒」がテーマの観光列車がこのほど登場した。
車内では試飲のふるまいや、5種の利き酒もできるバーカウンターを設置するなど、列車に乗りながら新潟の地酒を堪能できる。
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列車名は「越乃Shu*Kura(コシノシュクラ)」。越乃=越後、Shu=酒、kura=蔵、*=米・雪・花を表している。2014年5月にデビュー。
2種類の乗り方!
「越乃Shu*Kura(コシノシュクラ)」は3両編成で1・3号車が客室、中間の2号車はサービスカウンター・フリースペースとなっている。
1号車は旅行商品専用車両となっており、とことん楽しみたい方にオススメ。3号車は一般指定席となっていて、気軽に乗ってみたい方にオススメ。
1号車(旅行商品専用車両)
1号車は、日本海が一望できるペアシートや、広々したテーブルの3・4人用ボックスシートなど座席も特別。
加えて、プランの中にオリジナルメニュー「水と大地の贈り物」が付く。日本酒カクテル、日本酒に合わせた食事、地酒セット、呑み比べクーポンが付く。
また、列車のロゴ入りの巾着・おちょこがもらえる。
なお、メニューの日本酒の部分がソフトドリンクになるソフトドリンクコースなども用意されており、20歳未満の方やお酒が飲めない方でも楽しめる。
2号車(カウンター・フリースペース)
サービスカウンターでは、5種類の日本酒呑み比べ(クーポンチケット制)や、グッズの購入などが可能。
またフリースペースには酒樽を模したカウンターテーブルも。
決まった時間には、ジャズの生演奏も楽しめる。
3号車(一般指定席)
一般の指定席も、座席間隔がとても広く、ゆったりした座席となっており、窓も大きな展望窓となっている。
「越乃Shu*Kura(コシノシュクラ)」は主にJR信越本線・飯山線の高田~十日町間などを週末を中心に運行している。
1号車の旅行商品の価格は、運行区間の片道乗車とオリジナルメニューの特典込みで大人1人あたり6,000~7,000円前後、首都圏からの往復新幹線が付いたプランで17,000~20,000円前後。
3号車の一般指定席は乗車券+快速指定席料金で乗車できる。
運転日、1号車の旅行専用商品の情報など、詳細は「越乃Shu*Kura(コシノシュクラ)」公式ページへ。
JR東日本新潟支社:越乃Shu*Kura(コシノシュクラ)
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