JR西日本では2014年9月より和歌山でハローキティ列車を期間限定で運行する。このほど、詳細のデザインや列車名、時刻など詳細を発表した。
列車の名前は「ハローキティ和歌山号」。
2014年9月より行われる観光キャンペーン「和歌山デスティネーションキャンペーン」に合わせて和歌山県の「きのくに線」で観光列車として運転されるもの。
ハローキティが沿線名所を案内
車体には、女性や外国でも人気の、ハローキティが沿線の名所などを楽しく紹介する姿がラッピングされる。
「ハローキティ和歌山号」の外観イメージ。
西日本屈指の美しい海岸線を一望
この観光列車は、運転区間の約4分の1が海岸線となるJRきのくに線 新宮~串本駅間を運転。
海側の座席は、窓に向いた配置となり、海が一望できる。
車内もハローキティの可愛い内装に。
電車は最新技術の『自己充電型バッテリー式』
一方、今回使用される車両は「自己充電型バッテリー」電車。
これは、列車に搭載している発電機でバッテリーを充電し、その電力で電車と同様にモーターで走るという、超最新技術の電車なのである。
どうやったら乗れる?
全席指定席の快速列車(2両編成)となるため、乗車には予め指定券が必要となる。
紀伊勝浦から新宮間の一部列車(1・3号)では熊野曼荼羅絵解き車内特別披露を行うほか、それ以外にも車内でのおもてなしや停車駅でのイベントなどを予定しているという。
運転日など
運転日は平成26年9月13日(土)から12月14日(日)までの土日祝日に計33日間運転される予定で、1日あたり2往復4本の運転となる。
アクセス
「ハローキティ和歌山号」は和歌山県での運転となるが、大阪方面~和歌山エリアを走る特急「くろしお」や名古屋~新宮を走る特急「ワイドビュー南紀」と接続したダイヤとなっている。
そのため、「くろしお号」「ワイドビュー南紀号」を使えば大阪や名古屋方面からスムーズに乗り継ぎができる。
画像提供:JR西日本
JR西日本 - 公式ホームページ