JR西日本は19日、広島地区向けに、新型車両「227系」を投入すると発表した。
広島らしさを象徴する「赤色」デザイン
室内・室外とも、広島らしさを象徴する親しみを感じさせる「赤色」を基調とした色調となる。
276両を投入へ
投入される路線は、広島地区の山陽本線、呉線、可部線。投入車両数は276両(3両編成×64本、2両編成×42本)となる。
安全対策を強化
最高運転速度は110km/h。
従来の保安装置「ATS」の機能に加えて様々な運転支援機能を実現できる「新保安システム」を搭載するほか、速度計・圧力計等の運転台計器類を液晶画面にて表示させる装置を新たに採用する。
また、脱線等の異常を検知した際に、自動的に緊急停止したり近隣の列車を止める「車両異常挙動検知装置」を取付けている。
先頭車には、先頭車同士が連結した際も連結箇所への転落を防止するホロを取付けている。
車内のも「赤」を基調とし、吊手や手スリはオレンジ色調。
室内灯にはLED照明を採用している。
大型袖仕切りの採用や手スリ・荷物棚端部の曲線化により車内の安全性を向上している。
今年度は43両を投入
この「227系」は2014年度に43両が投入される予定で、2018年度までに計276両が投入完了する予定となっている。
画像提供:JR西日本
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