JR東日本は3月3日、アートカフェ新幹線「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」を上越新幹線に投入すると発表した。
「GENBI SHINKANSEN」ってどんな列車?
足湯新幹線に続く「のってたのしい列車」
2014年7月にデビューした、車内に「足湯」などを備えるリゾート新幹線「とれいゆ つばさ」に続く、乗って楽しい新幹線観光列車。
「とれいゆ つばさ」同様、新幹線用車両「E3系」を改造する。
「移動する現代アートの美術館」
世界的な写真家の蜷川実花氏が外観をデザイン。列車自体をキャンバスに見立て、外観に「長岡の花火」を描き出す大胆なデザインを行う。
車内は全席ミュージアム空間車両。6両すべてが、現代アートのアーティストのプロデュースによる空間に。
絵画、立体、写真、映像、テキスタイルなどの現代アートを中心とした作品を予定。具体的な参加アーティストや作品内容などは決定次第発表される。
「カフェ」や「キッズスペース」も
中程の1両は「カフェ」と「キッズスペース」空間に。
カフェでは魚沼産コシヒカリの米粉を生かしたケーキやマドレーヌなどを製造する菓子工場と、著名な菓子研究家が協力して製造したメニューを予定。
またキッズスペースも、アーティストの監修による、こどもがアートに触れられる空間とするという。
どうやったら乗れるの?
「GENBI SHINKANSEN」の具体的な運行開始時期や料金などは改めて発表される予定となっている。
運行開始日
2016年春以降より、土休日を中心に年120日程度の運行を予定。
運行区間
越後湯沢~新潟間を中心とした上越新幹線区間
・「GENBISHINKANSEN 現美新幹線」~旅するアートカフェ新幹線、新潟エリアを楽しむ新しい観光列車がデビューします~ - JR東日本プレスリリース
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