2023年1月7・8日、JR山手線大崎~渋谷~池袋間の全ての外回り列車が運休になります。
2日間にわたる大規模な運休、一体どんな工事をしているのでしょうか?編集長の福岡 誠が鉄道新聞社を走るプラレール山手線を使って簡単に解説します。
【動画解説】
『どうして渋谷駅の工事なのに、隣の駅からじゃなくて大崎~池袋まで運休するの?』などにも触れています。→https://youtu.be/op3pBu8bVCQ
どうして大規模に運休?
これまでの渋谷駅は、山手線内回り・外回りにそれぞれホームがありました。狭い個所もあり、常時乗降客も多く、混雑しがちでした。
前回(2021年)の工事内容
2021年10月に行われた工事では、内回りの既存の線路を切り離し、少し内側に新設した線路(灰色)と溶接し、線路を少し移動。
広くなったスペースの分、内回りのホームが広がりました。
そして今回は…
山手線渋谷駅、「島式ホーム」に大変身!
今回の工事では、外回りの線路を少し外側に移動します。
そして、現・内回りホームをさらに拡張し、内回り/外回りのホームが統合され、最大幅16mの安全な、広い島式ホームへと生まれ変わります。
標準的な小学校プールの幅(12メートル前後)もすっぽり入ります!(ホームの長さは11両分、約220m~)
2021年10月に続き工事運休が発生しますが、その先には安全で便利な駅への変身があります。
今回は5ステップ中の4ステップ目の工事になり、5ステップ目では山手線の線路・ホームの高さを上げる工事が予定されています。
※上記の画像は全てイメージです。
今回の工事運休日は、2023年1月7日(土)初電~8日(日)終電で、運休区間は山手線外回り大崎~渋谷~池袋間です。外回りの残りの運転区間や、内回り列車も本数を減らして運転しますのでご注意ください。
どうすればいいの?
まず内回りは、本数減りますが動いています。また並行する埼京線は増発するので、大崎→恵比寿・渋谷・新宿→池袋であれば埼京線で。また、沿線の各私鉄などで振替輸送も行います。
山手線以外に乗換が無い目白駅の場合:上野/池袋側からは山手線内回りは走っています。渋谷/新宿側からはメトロ副都心線を使えば雑司が谷駅から徒歩10分ほどです。また、都バスもあります。
新大久保駅の場合:総武線の大久保駅から徒歩4分です。
う回乗車など詳細は、JR東日本ニュースリリースをご覧ください。
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※この記事は、2021/10/22(前回工事時)の記事を再編集したものです。