【2023/1追記】このページは2021年工事のものです。2023年工事の解説はコチラ
2021年10月22日終電後から10月24日初電までの約52時間、JR山手線渋谷駅で大規模な工事が予定されています。
線路切換工事に伴う山手線の運転見合わせとしては、JR東日本発足後過去最長となる大規模な運休、一体どんな工事をしているのでしょうか?鉄道新聞社を走るプラレール山手線を使って簡単に解説します。
運休の理由は山手線渋谷駅の工事!
現在の渋谷駅は、山手線内回り、外回りにそれぞれホームがありますが、常時乗降客も多く、混雑しがちです。
今回の工事内容
今回の工事では、既存の線路を切り離し、少し内側に新設した線路(灰色)と溶接し、線路が少し移動します。
広くなったスペースの分、内回りのホームが広がります。これが、今回の工事です。
52時間という限られた時間の中で、線路を切りはなし、新しい線路を溶接し、ホームを拡張する。大変な作業です…!
今回の工事で、プロジェクト完了ではなく、さらに渋谷駅の進化は続きます。
最終的には「島式ホーム」に大変身!
次の工事では、外回りの線路も少し外側に移動します。
そして、内回り・外回りのホームが統合され、幅13.5mの安全な、広いホームへと生まれ変わります。
ちなみに13.5mという幅は、標準的な小学校プールの幅(12メートル前後)がすっぽり入る大きさです!(ホームの長さは11両分、約220m~)
今後、外回りの線路切り替えにも工事運休が発生すると思われますが、その先には安全で便利な駅への変身があります。
工事運休日は10月23日(土)初電から10月24日(日)終電まで、運休区間は山手線内回り池袋~渋谷~大崎間です。内回りの残りの運転区間や、外回り列車は本数を減らして運転しますのでご注意ください。
う回乗車など詳細情報は、JR東日本ニュースリリースをご覧ください。
【動画プラレール解説】
鉄道新聞編集長の福岡 誠が動画で解説します。
→https://youtu.be/l65lKxgpYXE
※記事内の画像は全てイメージです。