JR西日本は7月23日、今秋より「新幹線:エヴァンゲリオンプロジェクト」を始動すると発表しました。
ヘッドラインニュースでは既にお伝えしましたが、改めて分かりやすくご紹介します。
【2015.8/23 運行日情報追加】
どんなプロジェクト?
1975年に新大阪~博多間が全線開業した山陽新幹線が今年で40周年となること、また1995年にTV放送を開始したアニメ「エヴァンゲリオン」が今年で20周年となることを記念して始動するプロジェクトです。
約1年半のプロジェクト期間中の目玉は、山陽新幹線に”エヴァ新幹線”「500 TYPE EVA」が運行されること。またスペシャルサイトの開設、記念旅行商品や記念グッズの発売なども行います。
「500 TYPE EVA」ってどんな新幹線?
注目の「500 TYPE EVA」は、「エヴァンゲリオン」の監督である庵野秀明氏の監修と、メカニックデザイナーである山下いくと氏の車両デザインによる特別仕様車です。
外観は、同アニメの”エヴァ初号機”のような雰囲気。車内も、乗車中にエヴァンゲリオンの世界観をテーマにしたコンテンツが楽しめるとの事です。
この「500 TYPE EVA」は、現在山陽新幹線で運行中の「500系」を改造。
「500系」はJR西日本が開発、1997年に最高速度300km/hの「のぞみ」としてデビューした新幹線車両で、15mにもわたる鋭いロングノーズなど未来的なデザインが話題となりました。
「500系」はデビューから2010年頃までは東京~博多間の「のぞみ」として運行していましたが、N700系の登場などにより現在は8両編成となって山陽新幹線区間(新大阪~博多間)の「こだま」として使用されています。
どうやったら乗れるの?
「500 TYPE EVA」は2015年11月から2017年3月まで運行。
運転列車は「こだま730号」(博多6:36→新大阪11:14)と「こだま741号」(新大阪11:32→博多16:07)で、2015年秋季の「500 TYPE EVA」車両での運転日は11/7~26,28,29です(「こだま730・741号」自体は毎日運転する定期列車です)。
特設サイトでは限定コンテンツも
プロジェクト発表の7月23日より、「500 TYPE EVA PROJECT」スペシャルサイトも開設されています。
サイトでは、「500 TYPE EVA」の概要や庵野秀明氏・山下いくと氏のコメント、イベント・プレゼント情報、またJR西日本のネット会員「J-WESTネット」(登録無料)向けのオリジナルムービー・壁紙など、限定コンテンツも公開されていますので、こちらも要チェックです。
画像提供(特記以外):JR西日本
・500TYPE EVA PROJECT│新幹線:エヴァンゲリオン プロジェクト - JR西日本特設サイト
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