JR西日本岡山支社はこのほど、2016年春に導入予定の観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」の車両デザインおよび春の運転計画を発表しました。
関連記事:JR西日本、岡山エリアに観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」投入へ(2015年5月記事)
観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」とは
2016年春の「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」および同時期に予定されている「瀬戸内国際芸術祭2016」などにあわせ、せとうちを中心とした広域的な観光推進に向け導入する観光列車で、既存車両「213系」(2両編成)を改造します。
「ラ・マル・ド・ボァ」の由来は?
列車名は、”期待を膨らませて計画し、旅支度をする特別な時間を楽しむ列車”として、車体デザインなどのモチーフとした「旅行鞄(トランク)」をフランス語で表現しています。
旅行鞄の名のとおり、列車の行先に応じて道具の中身を積み替えて走る予定です。
外観デザイン
黒い太線によって、車窓をかばんのように見立て、旅にまつわる旅情を誘う絵柄や言葉の数々を、白い車両に大胆にデザインします。
「ラ・マル・ド・ボァ」の車内
車内にはサービスカウンターを設け、地域の特産品とコラボしたグッズや飲料などの販売を行う予定です。
サイクリング自転車などを組み立てた状態で搭載することが可能なサイクルスペースも車内に設置されます。
2016年春の運転計画などについて
運転開始日は2016年4月9日(土)を予定。2016年春は「ラ・マル せとうち」号として岡山~宇野間を普通列車グリーン車(全車指定席)として運転します。
画像:JR西日本
・観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」の車両デザインおよび春の運転計画などについて - JR西日本ニュースリリース
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