熊本電鉄は1月8日、同社の「5101A」車両が2月14日もって引退すると発表しました。
最後の現役”青ガエル”も見納め
「5101A」は、”青ガエル”の愛称で親しまれ、渋谷駅ハチ公口前にカットモデルも展示されている元・東急電鉄の(旧)「5000系」。
「5000系」は東急線からの引退後、全国各地のローカル線等で再活躍しましたが、熊本電鉄の同車両が現役最後の1両となっていました。
引退イベントも実施
引退日までの営業運転予定日(全7日間)は、1/10・17・24・31・2/7・2/13の終日と、2/14(最終日)の夕方~最終列車。
2/13および最終日の2/14には、グッズ販売など引退イベントも開催されます。
なお同社ではファンに向け、「5101A」は1両での運行という事で一般乗客への影響を最大限回避するべく、『混乱を少しでも緩和することができるため最後の雄姿をご覧になる方は最終日前までの運行予定日にご乗車頂ければ』と協力を呼びかけています。
引退後は保存、イベント等で活躍へ
引退後の「5101A」は、同社 北熊本駅で保存の予定。営業線での活躍は出来ないものの、車両工場内でのイベント等で活躍する予定です。
(【2016.1/8】当初「上熊本駅」と記載しましたが正しくは「北熊本駅」となります。お詫びして訂正させて頂きます。)
撮影(全て):福岡誠
・5101A号車の引退について - 熊本電鉄ニュースリリース
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