2017年3月営業開始予定の東京メトロ日比谷線新型車両「13000系」。
2016年12月23日~25日の3日間限定で、1日1往復特別運行されるということで初日の12月23日に乗ってみました。
関連記事:東京メトロ日比谷線新型車両13000系が12/23~25に特別運行へ
「13000系」とは?
28年ぶりの日比谷線の新車。車両の特徴は、先日のお披露目レポート記事をご覧ください。
日比谷線の新型車両がお披露目 「13000系」のポイントはココだ!(2016/08/31記事)
1番列車を見送り
1番列車始発駅の南千住駅にやってきました。駅には、新型車両の臨時運行のお知らせが。
13000系の1番列車(臨時列車)が、大勢の乗客に見守られながらホームに入線!
かなりの乗車率で、特別運行列車が出発してゆきました。家族連れの乗客なども多く見受けられました。
さて、ここから後続の列車に乗って新型車両を追いかけます。
※以下、コメントは特別運行乗車時のもの、写真は乗車後車両基地にて撮影したものです。
後追いの電車にて銀座駅で下車。霞ケ関で折り返してきた復路の日比谷線「13000系」特別運行列車に乗り込みます。
列車到着時、ホームでは「今度の臨時列車は7両編成で運行です、乗車位置がことなります。」との放送も。銀座駅からもこの車両目当てと思われる沢山の方が乗車。
お披露目のレポートでもお伝えしましたが、車内は車内はシックで都会的なデザイン。いわゆる“新車のにおい”は、あまりしませんでした。
座席は満席でしたので立ってつり革につかまった瞬間まず目を引いたのが、江戸切子模様のガラス荷棚。LEDでうっすら光って模様が浮き出て地下区間では特に美しいです。お披露目(報道公開)時よりも照度を上げたそうです。
天井もLED間接照明で近代的なデザイン。
乗降ドア上にある3画面の液晶も、黒枠ということもあり目に留まります。
さて乗り心地ですが、まず発車時の音が静かでスーッと動き出します。また振動が従来車両「03系」より柔らかい印象を受けました。
また、自然すぎて最初気づきませんでしたが、日比谷線の地下トンネル内の走行音やカーブでの騒音、従来は結構音がしていたと思いますが、13000系はかなり静かに!新機構の、台車が効いているのでしょう。
この3日間の特別運行中の車内では、ドラえもんが日比谷線の路線カラーであるシルバーになって登場。中吊りポスターなどで新型車両をアピールしています。
シルバーのドラえもん、日比谷線の車内に馴染んでいる…を超えて“溶け込んで”いました。
荷棚上の広告は奇数号車と偶数号車で違っていました。
走行中に車内放送が入りました。『臨時列車13000系南千住ゆき、ご利用下さいましてありがとうございます。』『液晶画面ではこの特別運行期間限定の映像を放映中です。どうぞお楽しみ下さい。』
ちなみにこの車内放送の車掌さんの声がとても高音質でした(笑)
液晶画面(3画面のうちの一番左)では「メリークリスマス」の表示や、日比谷線カラーのドラえもんによる新型車両の紹介などが流れていました。
終点南千住駅に到着し、本日の特別運行は無事終了。ホームは溢れんばかりの人でごったがえし、老若男女問わず皆カメラや携帯電話で撮影したり、この新型車両について会話しており、改めて関心の高さにビックリ。
南千住駅下車後は、13000系が初日運行を終え“休憩中”の車両基地に取材。改めて特別運行の姿を撮影させて頂きました。
日比谷線の新型車両「13000系」は2016年12月24・25日にも特別運行されます。
撮影:福岡誠
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