♪『ふしぎな、ふしぎな池袋~、東は西武で、西、東武』のナゾ

  • 公開 2014.01.26

池袋駅東口。その上には西武デパート。


首都圏の方は、この歌詞にぴんと来きた方もいらっしゃるのではないだろうか?

これは、ある家電量販店ソングの歌い出し。歌の通り、池袋駅は、
東口側に西武鉄道
西口側に武鉄道
の始発ターミナル駅やデパートがある。

確かに、不思議である。

どうしてこんなややこしくなってしまったのだろうか?


池袋駅西口。その上には東武デパート。


答えから言ってしまうと、東武鉄道(東上線)の前身「東上鉄道」が先に、西側に駅を作ってしまったため。

後発の(現)西武鉄道は、無理やり線路を曲げて東側に駅を設置、現在の位置関係になってしまったのだ。


西武線は池袋駅を出ると急カーブ


では、なぜ東上鉄道は西側に駅を作ったのだろうか?

実は東上鉄道は「東に上る」線ではなく、”東”京~”上”州(群馬県渋川)を結ぶ計画の路線だったのである。
その頭文字が、「東上」鉄道の由来というわけだ。

そしてそのルートとして、池袋から川越方面、つまり方角としては西に向かうので、西側に駅を作ったというわけだ。

結果的に、川越までは開通したものの(現在の東武東上線)、その先は夢叶わず・・という歴史を持つ路線なのである。


池袋駅構内の案内看板。 東は西武で 西、東武。


日常生活の鉄道路線も、実は様々な歴史や背景があったと考えると面白いものである。


記事内の情報は全て掲載時点のものです。

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