JR東海はこのほど、特急「ひだ」「南紀」に使用している85系気動車の取替を見据え、同社では初となるハイブリッド方式を採用した次期特急車両(試験走行車)を新製すると発表した。
同社ではこれまで、ハイブリッド方式に必要な技術開発を行ってきたが、2019年末から試験走行車により、技術の確立に向けた試験走行を行ってゆく。
これにより、安全性や快適性を高めつつ、ハイブリッド方式の鉄道車両では国内初の最高速度120km/h での営業運転を目指す。
2019年末の試験走行車(1編成4両)完成後、1年間を目途に次期特急車両に必要なハイブリッド技術の確立に向けて基本性能試験、長期耐久試験等を行い、量産車は2022年度を目標に投入する方向で検討を進めている。詳細は同社ホームページ内リリースに掲載されている。
リンク
・鉄道ニュース@鉄道新聞 - Twitter
・鉄道ニュース@鉄道新聞 - Facebook